どこに納入しているか

リサイクルトナーをどこに販売しているかも、業者を見分ける目安となります。購入する側としては、顧客数が多ければ安心と判断してしまうこともあるでしょう。しかし、顧客数が多ければ優良なリサイクルトナー業者とは限りません。というのも、一度きりで購入を止めてしまう顧客が多い業者もいるからです。リピート購入をしないということは、何らかの問題があってその業者を利用しないことに決めたと考えられます。顧客数よりチェックしておきたいのは、どこの企業に納入しているかです。

グッド有望なのは、例えば大手企業の情報システム部門などです。情報システム部門では、リサイクルトナーよりは品質の良い新品トナーを使いたがります。社内の全プリンターを管理しているだけに、不良なリサイクルトナーを仕入れてトラブルを起こしたくないのです。リサイクルトナーを購入するとしても、質の良い品を徹底的に追求するでしょう。このようなところに納入実績があれば、リサイクルトナー業者として有望といえます。

カラープリンターに対応しているリサイクルトナーを販売しているかどうかも、良い業者を見分けるポイントです。カラープリンター用のリサイクルトナー開発には、高額な費用がかかります。こうしたコストをかけていることで、リサイクルトナーへの力の入れ方に差が出てくるのです。


品質について

リサイクルトナーの品質は過去に比べれば格段に向上していますが、それでも新品のトナーと全く同じというわけにはいきません。リサイクルトナー業者も慎重に選ばなければ、不良品を販売している業者に当たってしまう可能性があります。なるべく良い業者に出合うためには、いくつかの点に注意することが大切です。

紙例えば、リサイクルトナーを販売している実績のうち、不良品の発生率を調べてみるのも参考になるでしょう。プリンターとの相性もあるため、プリンターの機種ごとにリサイクルトナーの業者に不良品の発生率を確認してみることをおすすめします。最低でも1%程度の不良品はどこの業者でも出ているとみて、極端に良いことばかりを言う業者には注意したほうがよいかもしれません。

もう1点チェックしておきたいのが、印刷枚数や印字品質についてです。印字品質は当然誰もが確認することでしょうが、リサイクルトナーでどのくらいの枚数を印刷できるかについては確認し忘れてしまうことがあります。充填するトナーの容量が保証されているリサイクル業者のほうが望ましく、容量が多いことが印刷枚数の保証になるとは限らないことも覚えておきましょう。印刷枚数や印字品質を安定させるためには、高い技術やノウハウが必要です。つまり、実績が高いリサイクルトナー業者のほうが、より良質なリサイクルトナーを販売している可能性が高いということです。


再生トナーの販売方法

コピー機新品のトナーは、容器の中に新しいトナーが入っていることから問題なく使用できることが誰にでもイメージできるでしょう。しかし、リサイクルトナーについては、なぜ新品よりリーズナブルな価格なのにトナーとしては問題なく使えるのかがイメージしにくいようです。リサイクルトナーは、まず使用済みとなった空のカートリッジを回収することから用意が始まります。回収されたカートリッジは分解され、部品に問題がないかチェックを経て必要があれば部品交換が行われます。このとき、部品のクリーニングも行われるのが通常です。そこに新しいトナーが充填され、再び組み立てられます。トナーの形が整ったら、印字テストを経て問題がなければ出荷されるのです。

リサイクルトナーにはリターン方式とプール方式という2種類のパターンがあり、リサイクルトナー業者によってどちらかの方式を採用しています。リターン方式は、回収した空のカートリッジをリサイクルトナーにしたあと、再び回収元に返す方式です。一方プール方式では、複数の回収元から集めたカートリッジを再生して、回収元とは異なるところに配布されます。すぐにリサイクルトナーが欲しいときにはプール方式が便利ですが、リサイクル回数が多く低品質のトナーが回ってきてしまうこともあるのはデメリットです。その点、リターン方式ではこれまで使っていたトナーが再生されて戻ってくるため、トナーの状態は把握しやすいでしょう。ただし、納期には時間がかかってしまうため、再生に出すときに予備のトナーを用意しておく必要があります。


リサイクルトナー業者選び

リサイクルトナーはかつてより品質がグンと向上し、オフィス業務で問題なく使用できるうえに大幅にコストダウンをすることができます。こうなると、問題は数あるリサイクルトナー業者からどこを選ぶかでしょう。ここでは、販売実績に注目してリサイクルトナー業者選びのポイントを紹介します。

リサイクルトナーにはリターン方式とプール方式という2種類の再生方法があり、どちらにもメリットとデメリットがあります。リターン方式は再生に出したトナーが再び戻ってくる方式で、プール方式はどこかで誰かが使っていたトナーが再生されてくる方式です。リサイクルトナー業者を選ぶときも、リターン方式かプール方式かに注意しておくとよいでしょう。

トナーリサイクルトナーの品質は、業者によって異なります。不良品の確率が少ないことはもちろんですが、印刷枚数や印字品質のチェックも行うことで良質なリサイクルトナー業者を見極めることが大切です。実績の高いリサイクルトナー業者ほど、品質の優れたリサイクルトナーの製造に技術やノウハウを持っています。

納入実績にこだわってみるのも、良質なリサイクルトナー業者を選ぶポイントです。大手企業の情報システム部門など、プリンタートラブルを起こしたがらないところに納入実績があるリサイクルトナー業者は高めの信頼性があります。カラープリンターに対応するリサイクルトナーの研究に力を入れているなども、見込みがあるリサイクルトナー業者といってよいでしょう。